食料自給率の部屋 5 雪の冷気でお米を貯蔵
4月17日(昨日)付「福田内閣メールマガジン(第27号)」の〔私の住むまち〕欄で「雪と共生するまち」北海道沼田町地域開発課地域振興対策官三浦剛氏の寄稿が眼にとまり、まさにわが意を得たりの心境で思わず喝采しました。豪雪地帯で知られる沼田町は例年大量に降る「やっかいもの」の雪を逆手にとって、地域資源に活かし「雪と共生するまちづくり」に町民一体で取組み平成8年に「スノークールライスファクトリー」を建設し、毎年3月にダンプカー約500台分の雪をこの雪室に入れ、その冷気を送風機でお米の貯蔵部分へ送り込むことで、温度5℃、湿度70%の環境を保ちお米を「籾」のまま貯蔵する世界初の施設を稼動させ、新米と変わらないおいしいお米(保存期間が年度を越しても品質が劣化しない)を「雪中米」として出荷し、大好評を博しているそうです。実に素晴らしいことです。 このブログ昨年3月22日付「地球高温化12・食料自給率の向上」で、全国の遊休農地38万6000ヘクタール(埼玉県の面積に相当)を農業再生機構(仮称)のもと「農地の再生・集約」で復活させて稲(籾殻つきのお米)を増産することで、地球温暖化による気候変動、人口多大途上国の躍進で食料事情の激変、原油高に対するエタノール燃料化等々ますます難題が予想される穀物事情を考えるとき、わが国懸案の「食料自給率が極端に低いのに未だに減反政策を続ける農政の矛盾」を解消し、忍び寄る世界的な穀物不足に備えるべきで、それには余剰米を最新の低温貯蔵技術を開発して「籾」のまま貯蔵し・・・、と書き込みました。まさに同じ思いを雪国・沼田町の皆さんが実現してくれたのです。願わくば沼田町の成功物語「雪の冷気でお米低温貯蔵庫」が各地区農業関係者に良い刺激となることと、併せて行政当局の前向きな対応を強く期待いたします。 (佑)
〔CM〕 記事が長くなりましたのでCMは控えます。 特許流通パテネット
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